2018年01月

【断熱コラム14】

就寝時の室温に注意!

 

 

高知県の梼原町で長く続けている調査のひとつに、

住環境による発病リスクに関する10年にわたる調査があります。

その結果、高血圧、脳卒中を発病した人たちが暮らしていた家は、

そうでない人の家に比べて就寝時間帯の

平均室温が低いことがわかりました。

その差は1~2℃ですが、このわずかに思える室温の差が、

10年後に家族が病気にみまわれるか否かを分けているといえるでしょう。

 

また、深夜0時の寝室の室温が18℃を下回る住宅では、

そうでない住宅に比べて、10年後に高血圧を

発病するリスクが7倍近く高まることもわかっています。

病気の原因には、食生活、運動量、生活習慣などが挙げられますが、

「家」と「発病リスク」も深く関係しているのです。

 

 

脳卒中

 

10年間に脳卒中を発病した人の平均室温は

一日中低く、とくに就寝時間帯で未発病との差が大きい。

 

高血圧

10年間に高血圧を発病・未発病の人の平均室温は、

日中は大きな差はないが、就寝時間帯は1℃の差が。

 

 

※高知県の梼原町で10年間に脳卒中、高血圧を発病した人の住宅室温を計測。

それぞれの人が暮らす家の平均室温を時間ごとに示している。